スポーツ障害特集第15弾「テニス肘」(上腕骨外側上顆炎)

こんばんは。

岐阜市を中心に訪問・出張マッサージ・リハビリ・はり・きゅう治療をしています。

いしぐれ治療院の石榑です.

本日もブログへの訪問ありがとうございます

今回は、スポーツ障害特集第15弾「テニス肘」(上腕骨外側上顆炎)についてご紹介します。

名前から分かるようにスポーツではテニスで起こることが多くテニス肘と言われることが多い障害です。

正式名称は上腕骨外側上果炎と言い、実はスポーツに関連するケースは全体の5%以下で、日常生活や手首をよく使う

仕事のなどで起こることが多くあります。また、女性に好発する傾向があります。

【発症】

テニスではのバックハンドストロークで発症しやすく、日常生活や仕事も含め、オーバーユース(使い過ぎ)で起こることが

多い障害です。

また、ラケットやフォームを変えたときに起こることもあるため、道具や体の動かし方が自分に合っているか確認することも

大事になってきます。

【症状】

手(腕)を使う動作で肘の外側から前腕にかけて痛みが生じる運動時痛があり、安静時には痛みはほとんどみられません。

回内位(手首を内側へ回す)でものを持ち上げる、タオルを絞るなどの動作で痛みを訴えることが多いです。

【診断】

上腕外側の圧痛、疼痛誘発テスト、X線やMRI画像検査。

【処置】

局所の安静、スポーツ制限を行い、肘関節に関係する筋の過緊張緩和を目的に、マッサージ・ストレッチを行います。

また、疼痛緩和を目的に圧痛ポイント(トリガーポイント)へ鍼を行います。

他に薬物療法や難治例に関しては手術を行うこともあります。

競技を続けながらの処置としては、肘関節よりも遠位に装着し肘にかかる牽引力を減弱させる目的で用いられる

サポーター(エルボーバンド)、ホワイトテープを巻くなどし上腕骨外側上顆にかかるストレスを軽減させ

競技を行うこともあります。

いかがだったでしょうか?

テニス肘と聞くとテニス競技でしか発症しないようなイメージを持つこともあるかと思いますが、

日常生活動作から起こることも多い障害ですのでスポーツ以外の何気なく行っている生活や仕事を見直して

日ごろから体にかかる負担を減らせるようにしていきましょう。

スポーツでのケガを予防するには、日々の体のケアにより怪我になりにくい体作りが大事になってきます。

当院では、スポーツを行う方も多数利用しており、ケガの予防はもちろん、

パフォーマンス向上などのお声も頂いています。

スポーツ前後のケアやセルフストレッチなどでご質問や、

ご相談はメールでも行っていますのでお気軽にお問合せ下さい。

参考文献
・全部見えるスーパービジュアル整形外科疾患 [監修:高井信朗、発行所:成美堂出版、発行者:深見公子]
・スポーツ東洋療法ハンドブック [監修:福林徹、編集:(株)東洋療法学校協会スポーツ東洋療法研究委員会
                 発行者:戸部慎一郎、発行所:医道の日本社]

〒500-8364
岐阜県岐阜市本荘中ノ町9-68
いしぐれ治療院
院長 石榑寛和
TEL:080-6909-9954
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