スポーツ障害特集第18弾「アキレス腱周囲炎」

こんばんは。

岐阜市を中心に訪問・出張マッサージ・リハビリ・はり・きゅう治療をしています。

いしぐれ治療院の石榑です.

本日もブログへの訪問ありがとうございます

今回は、スポーツ障害特集第18弾「アキレス腱周囲炎」についてご紹介します。

この障害は使い過ぎ症候群の一つで高頻度にみられます。

また短期間の過剰な負荷により発症する急性のものと長期間のオーバーユースで発症する慢性のものがあります。

【発症機序及び障害の特徴】

ランニングやジョギング動作を主とする運動を繰り返すと、過度の負荷がアキレス腱に加わると腱自体や

その周辺組織に炎症が生じ痛みが発生します。

また、加齢による腱の変性のため中年以降に多い障害とも言われています。

他にも、下腿三頭筋(ふくらはぎ)の筋力と柔軟性の低下、O脚や回内足などに伴う下肢のアライメントの

異常、あっていない靴、硬い路面や斜面での練習などが背景にあるとも言われています。

【症状】

アキレス腱部の腫脹、疼痛、圧痛、熱感など、進行すると運動障害、歩行障害をまねく恐れもあります。

また、足関節(足首)を動かしたときアキレス腱が軋むような摩擦音が生じるケースもあります。

【処置】

基本的には保存療法になり、局部の安静、アイシング、下腿三頭筋の柔軟性を高める目的にマッサージ、

鍼灸などの物理療法を行います。

また、踵の着地時に負担を減らすために足底板や踵の高い靴を履きアキレス腱への負担を軽減させます。

保存療法で効果が現れない場合は手術療法が検討されることもあります。

スポーツでのケガを予防するには、日々の体のケアにより怪我になりにくい体作りが大事になってきます。

当院では、スポーツを行う方も多数利用しており、ケガの予防はもちろん、

パフォーマンス向上などのお声も頂いています.

スポーツ前後のケアやセルフストレッチなどでご質問や、

ご相談はメールでも行っていますのでお気軽にお問合せ下さいね(^^

参考文献
・全部見えるスーパービジュアル整形外科疾患 [監修:高井信朗、発行所:成美堂出版、発行者:深見公子]
・スポーツ東洋療法ハンドブック [監修:福林徹、編集:(株)東洋療法学校協会スポーツ東洋療法研究委員会
                 発行者:戸部慎一郎、発行所:医道の日本社]

〒500-8364
岐阜県岐阜市本荘中ノ町9-68
いしぐれ治療院
院長 石榑寛和
TEL:080-6909-9954
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