鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)

こんばんは。

岐阜市を中心に訪問・出張マッサージ・リハビリ・はり・きゅう治療をしています。

いしぐれ治療院の石榑です.

本日もブログへの訪問ありがとうございます

前回から引き続き、股関節周囲の障害についてご紹介していきます。

今回ご紹介するのは、「鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)」

についてご紹介していきます。

サッカー選手に発症することが多くみられ、いったんかかると

改善するまでに時間がかかることが多い障害と言われています。

では、下記に詳しく書いていきます。

【病態】
体幹から股関節周辺の拘縮や筋力低下や不自然な使い方により、
筋や関節の柔軟性、骨盤を支える筋力、体幹と下肢の動きの協調性の低下し
痛みと機能障害の悪循環が生じて症状が慢性化することが多くみられます。

【症状】
ランニングや起き上がり、キック動作で鼠蹊部やその周辺の色々なところに
痛みが出現します。

【処置】
可動性、安定性、協調性の問題点を評価した上で、それを修正する
リハビリやトレーニングを行います。
筋の拘縮に対するマッサージ、筋力低下に対する筋力訓練、
股関節にだけに負担が集中しないようにするために、上肢から
体幹、下肢を効果的に運動させる協調運動の訓練も効果的です。

【予防】
足関節の捻挫などのケガをした場合、身体全体のバランスが崩れることが多いため、
そのまま無理をしてプレーを続けない。
股関節周辺の拘縮や筋力低下が生じたら早めに修正する。
運動前の準備運動に体幹から下肢を効果的に連動させる協調運動を取り入れ、
股関節だけの動作を避ける。

日々の練習やセルフケア、メンテナンスを行うことで、ケガになりにくい身体作りが大切になってきます。

ご相談やご質問はメールでも行っていますのでお気軽にお問合せ下さいね(^^

者:戸部慎一郎、発行所:医道の日本社]

〒500-8364本日も最後までブログをお読み頂き感謝いたします

参考文献
・全部見えるスーパービジュアル整形外科疾患 [監修:高井信朗、発行所:成美堂出版、発行者:深見公子]
・スポーツ東洋療法ハンドブック [監修:福林徹、編集:(株)東洋療法学校協会スポーツ東洋療法研究委員会
                 発行
岐阜県岐阜市本荘中ノ町9-68
いしぐれ治療院
院長 石榑寛和
TEL:080-6909-9954
Mail : isigure.hirokazu@gmail.com
LINE@ : @tcx9918k

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