スポーツ障害特集第16弾「野球肘」

こんばんは。

岐阜市を中心に訪問・出張マッサージ・リハビリ・はり・きゅう治療をしています。

いしぐれ治療院の石榑です.

本日もブログへの訪問ありがとうございます

今回は、スポーツ障害特集第16弾「野球肘」についてご紹介します。

【発症・病態生理】

野球(特に投球動作の反復)によって肘関節に生じる痛みを野球肘と総称します。

障害の部位により、内側型・外側型・後方型に分類されます。

肘関節に加わる外反ストレスが発生に関わります。

内側型では、上腕骨尺側(内側)上顆の骨端線離開がみられることもあります。

外側関節が侵され、上腕骨小頭の骨軟骨裂離から離断性骨軟骨炎に進行することがあります。

【野球肘の分類】

分類 : 特徴

内側型 : 投球動作では、肘にかかる外反ストレスによって上腕骨内側上顆(屈筋・回内筋の付着部)に牽引力がはたらく。
投球動作の反復により、 肘内側側副靭帯損傷、上腕骨内側上顆裂離、小腕骨内側上顆下端剥離骨折などをまねく。

外側型 : 投球動作では、肘にかかる外反ストレスによって腕頭関節外側に圧迫力や捻転力がはたらく。
投球動作の反復により、肘離断性骨軟骨炎、橈骨頭などをまねく。

後方型 : 投球動作の反復によって生じる。肘頭骨端症(骨端線閉鎖前の若年者)
肘頭骨端線離開(骨端線閉鎖後の成人)など。

スポーツでのケガを予防するには、日々の体のケアにより怪我になりにくい体作りが大事になってきます。

当院では、スポーツを行う方も多数利用しており、ケガの予防はもちろん、

パフォーマンス向上などのお声も頂いています.

スポーツ前後のケアやセルフストレッチなどでご質問や、

ご相談はメールでも行っていますのでお気軽にお問合せ下さい。

参考文献
・全部見えるスーパービジュアル整形外科疾患 [監修:高井信朗、発行所:成美堂出版、発行者:深見公子]
・スポーツ東洋療法ハンドブック [監修:福林徹、編集:(株)東洋療法学校協会スポーツ東洋療法研究委員会
                 発行者:戸部慎一郎、発行所:医道の日本社]

〒500-8364
岐阜県岐阜市本荘中ノ町9-68
いしぐれ治療院
院長 石榑寛和
TEL:080-6909-9954
Mail : isigure.hirokazu@gmail.com
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