スポーツ障害特集第14弾「肩峰下インピンジメント症候群」

こんばんは。

岐阜市を中心に訪問・出張マッサージ・リハビリ・はり・きゅう治療をしています。

いしぐれ治療院の石榑です.

本日もブログへの訪問ありがとうございます

今回は、スポーツ障害特集第14弾「肩峰下インピンジメント症候群」についてご紹介します。

【発症】

回旋筋腱板は解剖学的にも周囲の組織に圧迫されやすく、

炎症や変性を生じることがいです。

スポーツの現場で見られる肩峰下インピンジメント症候群とは、野球の投球動作や

バレーボールのサーブ、テニスなどのオーバースローモーションの反復によって

腱板や肩峰下滑液包が炎症や変性を生じ、これらと烏口肩峰靭帯とが衝突(インピンジメン

ト)を起こすものです。

この状態では肩に強い痛みを生じるが、痛みをこらえてさらに肩関節に負担をかけると

腱板断裂を引き起こすこともあります。

【症状】

一時的な腱板炎や肩峰下インピンジメント症候群の場合、急性症状として発症するものと、

徐々に発病し、初めから慢性症状を呈するものとがある。

症状は肩の倦怠感から激痛まで様々で僧帽筋、項部、上腕、前腕にまで痛みの放散痛も

みられることがあります。

腱板の炎症が肩峰下滑液包に波及すると自発痛や夜間痛が現れ、圧痛出現部位も広範囲

となることもあります。

【診断】

肩の関節可動域、運動時のクリック音、理学療法検査、筋抵抗テスト、

不安定性の評価などが重要である。

【処置】

早期には保存療法が奏効するが、長期間加療しても変化の出ない症状に関しては

器質的な変化が生じている可能性が考えられ、手術が検討されます。

術後の予後は良く、早期より関節可動域の改善を目的とした

運動療法が重要となります。

スポーツでのケガを予防するには、日々の体のケアにより怪我になりにくい体作りが大事になってきます。

当院では、スポーツを行う方も多数利用しており、ケガの予防はもちろん、

パフォーマンス向上などのお声も頂いています。

スポーツ前後のケアやセルフストレッチなどでご質問や、

ご相談はメールでも行っていますのでお気軽にお問合せ下さい。

参考文献
・全部見えるスーパービジュアル整形外科疾患 [監修:高井信朗、発行所:成美堂出版、発行者:深見公子]
・スポーツ東洋療法ハンドブック [監修:福林徹、編集:(株)東洋療法学校協会スポーツ東洋療法研究委員会
                 発行者:戸部慎一郎、発行所:医道の日本社]

〒500-8364
岐阜県岐阜市本荘中ノ町9-68
いしぐれ治療院
院長 石榑寛和
TEL:080-6909-9954
Mail : isigure.hirokazu@gmail.com
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