スポーツ障害特集第17弾「上腕骨内側上顆炎」(ゴルフ肘)

こんばんは。

岐阜市を中心に訪問・出張マッサージ・リハビリ・はり・きゅう治療をしています。

いしぐれ治療院の石榑です.

本日もブログへの訪問ありがとうございます

今回は、スポーツ障害特集第17弾「上腕骨内側上顆炎」(ゴルフ肘)をご紹介したいと思います。

【発症・病態生理】

使い過ぎ症候群の代表的な病態で、20~60歳代に好発します。加齢による筋力低下、運動前のストレット不足、

不適切なゴルフスウィングなどが発症要因となります。

肘の曲げ伸ばしを反復する職業の人に生じやすいです。

上腕骨内側上顆は、手関節および手指の屈筋群、回内筋の起始部であり、ここに炎症が生じる

たとえばゴルフのスウィングやテニスのフォアハンドなど、(前腕を回内しつつ急速に手関節を掌屈する運動)

により肘の内側から前腕にかけて疼痛、圧痛を生じます。

【検査】

ゴルフ肘テストが陽性になる。

直立または座位、前腕は回外位で、手関節と肘関節を伸展して、内側上顆部に痛みが生じれば要請になります。

【処置】

対処法は、患部の冷却と安静が第一になります。

また、手関節のストレッチ、上腕骨内側に付着する筋群(手関節屈筋群)のマッサージを行います。

いかがだったでしょうか?

スポーツ障害特集第15・16・17弾と肘の障害をご紹介してきました。

肘の痛みと言っても内側や外側などで原因が異なり、

最初の診断でどこが原因なのか鑑別することが大事になってきます。

早めの対処が必要となりますので、お気軽にご相談ください。

スポーツでのケガを予防するには、日々の体のケアにより怪我になりにくい体作りが大事になってきます。

当院では、スポーツを行う方も多数利用しており、ケガの予防はもちろん、

パフォーマンス向上などのお声も頂いています.

スポーツ前後のケアやセルフストレッチなどでご質問や、

ご相談はメールでも行っていますのでお気軽にお問合せ下さい。

参考文献
・全部見えるスーパービジュアル整形外科疾患 [監修:高井信朗、発行所:成美堂出版、発行者:深見公子]
・スポーツ東洋療法ハンドブック [監修:福林徹、編集:(株)東洋療法学校協会スポーツ東洋療法研究委員会
                 発行者:戸部慎一郎、発行所:医道の日本社]

〒500-8364
岐阜県岐阜市本荘中ノ町9-68
いしぐれ治療院
院長 石榑寛和
TEL:080-6909-9954
Mail : isigure.hirokazu@gmail.com
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