こんばんは!!
岐阜市を中心に訪問・出張マッサージ・リハビリ・はり・きゅう治療をしています。
いしぐれ治療院の石榑です.
今回はちょっと小難しそうですが「皮膚感覚と脳」についてお話市していきます。
胎児の五感で最初に発達してくるのは皮膚の触覚であり、赤ちゃんが人生で初めて体感するのも
お母さんの皮膚感覚です。
ストレスの多い外界で赤ちゃんが生きていくには皮膚感覚が不可欠であり、お母さんの胸に抱かれ
る事により安心感や信頼感などが生まれ、空間的学習力や冒険心なども育ちます。
お母さんとの皮膚接触が少ない乳児は発達障害を起こしやすく、
肥満、2型糖尿病、心臓病、消化器疾患、精神疾患などの発症率も高くなります。
この様に皮膚はエネルギー代謝、免疫系、循環器系、脳機能などにも影響する社会的臓器になります。
手で触れる暖かさは有効性や信頼性を無意識に印象付ける皮膚情報です。
成人の皮膚は約7kgで筋肉に次いで大きな臓器であり、強力な免疫防御系や内分泌系に加え、
外界を認識する情報収集装置がひしめいています。
また、脳も体も鍛えれば年齢に関係なく強化され、使わなければ廃用性萎縮してしまいます。
ベッドで寝たきりになると脳や体の機能が目に見えて低下するのはこの為です。
「健全な魂は健全な肉体に宿る」と云われる様に、抹消の皮膚や筋肉からの刺激が
精神世界を豊かに育てます。
子供に皮膚接触やスポーツが大切なのはこの為です。
年齢と共に身体接触が少なくなると認知機能も低下してくるが、これにも皮膚や筋肉による
脳刺激の減少が関与しています。
上記のことから、マッサージには精神安定、認知機能の向上の効果があることがわかります。
それに加え、言語によるコミュニケーションも重視し施術を行うことで、身体的な痛み、拘縮、疲労などの
効果と精神的ケアを両立していくことが大切だと考えています。
本日もブログへの訪問ありがとうございます
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いしぐれ治療院
院長 石榑寛和
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