スポーツ障害特集第8弾「有痛性外脛骨障害」

こんにちは。

岐阜市を中心に訪問・出張マッサージ・リハビリ・はり・きゅう治療をしています。

いしぐれ治療院の石榑です.

今回は、「有痛性外脛骨障害」についてご紹介します。

この障害は偏平足の方に多く見られます。

近年では、子供も運動不足、足低の筋力低下が増えてきており、

偏平足も増えてきていると言われていて、この障害も多くなってきているそうです。

それでは、下記に詳しい説明をしていきます。

【発症】
発症すると足の内くるぶしの前方足底側に硬い隆起物(舟状骨)が触れられます。
そこに動作時痛み、圧痛が現れます。
スポーツの盛んな10~15歳のに多く発症します。
運動を繰り返し行うことで、徐々に痛みが強くなることが多いですが、
捻挫や外傷により発生することもあると言われています。

【病態】
外脛骨は足部過剰骨(余分な骨)の中で最も頻度が高く、後脛骨筋腱が付着する舟状骨の内側後方に
みられます。正常人の15%前後にみられるといわれ、女性に多く、
80~90%は両側性です。
急激な運動負荷や外傷をきっかけに後脛骨筋腱による外脛骨への牽引力が
加わると痛みが発生します。
外販偏平足と合併することが多くみられます。

【処置】
症状を繰り返すものでも、15~17歳の骨成長が停止する頃には自然治癒することが多いため
基本的には保存的に状態をみながら処置をしていきます。
発症初期には運動制限や安静、局部にアイシング、後脛骨筋をほぐす目的でマッサージなどを行います。
症状が継続する場合は局所麻酔や足底版を用いることもあり、まれに再発を繰り返す・
スポーツへ早期復帰を望む方に対しては手術をすることもあります。

スポーツ復帰と予防については、通常数週間運動を控えることで痛みは軽減することが多いので、
痛みが軽減すれば復帰をしても構いません。
再発予防には後脛骨筋のストッレチ、スポーツ後のアイシング、足にフィットしたシューズの選択、
インソールなどを使用して足の縦アーチを保つことが有効と言われています。

スポーツ前後のケアやセルフストレッチなどでご質問や、

ご相談はメールでも行っていますのでお気軽にお問合せ下さい。

〒500-8364
岐阜県岐阜市本荘中ノ町9-68
いしぐれ治療院
院長 石榑寛和
TEL:080-6909-9954
Mail : isigure.hirokazu@gmail.com
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