ペルテス病

こんばんは!!

本日は、成長期に大腿骨頭骨端に生じる阻血生壊死

「ペルテス病」について説明をしていきます。

□概要

成長期に大腿骨頭骨端で血液障害が起き、骨壊死をきたす疾患。

小児期には骨のモデリングの能力が高炒め、骨壊死は2〜3年間で自然治癒する。

その間の骨頭の圧壊を防ぎ、骨頭の変形を残すことのないよに治療させることが重要である。

□誘引・原因
・血流障害により骨壊死が生じる。血流障害の原因は分かっていない。

□病態生理
・2〜12歳にみられ、特に4〜8歳に多い。男女比は4対1で男児に多い。
・多くは片側性。両側性は15%〜20%であり、左右で発症時期が異なることが多い。
・血流障害も骨壊死も3〜4年で自然治癒する。

□症状・臨床試験
・外傷などの誘因がないのに股関節痛、跛行、股関節の可動域制限が出現する。
大腿から膝の痛みを訴えることもある。

□検査・診断
・単純X線、MRI検査

□治療
・骨頭の圧壊をきたすことおなく自然治癒することを目的に、年齢や骨壊死範囲により治療方針を決まる。
・装具療法がよく行われるが、年長児や壊死が広範囲に及ぶ場合などには手術を行うこともある。

□予後
・自然治癒するが、大腿骨頭の変形が残ると、将来、変形性股関節症などの股関節の障害の原因となることもある。

成長期には様々な障害が起こることがありますので、お子さんの体の変化などに気をつけてあげましょう!

本日お最後までお読みいただきありがとうございました。

者:戸部慎一郎、発行所:医道の日本社]

〒500-8364本日も最後までブログをお読み頂き感謝いたします

参考文献
・全部見えるスーパービジュアル整形外科疾患 [監修:高井信朗、発行所:成美堂出版、発行者:深見公子]
・スポーツ東洋療法ハンドブック [監修:福林徹、編集:(株)東洋療法学校協会スポーツ東洋療法研究委員会
                 発行
岐阜県岐阜市本荘中ノ町9-68
いしぐれ治療院
院長 石榑寛和
TEL:080-6909-9954
Mail : isigure.hirokazu@gmail.com
LINE@ : @tcx9918k

お得なキャンペーンはこちら
      ↓

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事一覧

PAGE TOP