こんばんは。
岐阜市を中心に訪問・出張マッサージ・リハビリ・はり・きゅう治療をしています。
いしぐれ治療院の石榑です.
本日はスポーツ障害第5弾「腸脛靭帯炎」、別名「ランナー膝」についてご紹介します。
腸脛靭帯とは、ももの外側にあり、腰骨よりやや後方にある大腿筋膜張筋から
ももの外側上4分の1より筋膜に移行し、膝関節を通り越して、脛骨の外側上部(外側顆)に付着します。
その、ランニングなどにより膝の曲げ伸ばしえお繰り返し行うことで筋膜が大腿骨外側の突出(外側上顆)と擦れ合い
摩擦により炎症を生じ痛みが出てきます。
原因はオーバーユース(使い過ぎ)が主で、
他にもオーバートレーニング、柔軟性不足(ウォームアップ不足)、休養不足、
下肢アライメント(内反膝)など、さまざまな要因で発症します。
対処としては、患部のアイシング・トレーニングメニューの見直し、柔軟性の向上です。
その中の柔軟性の向上ですが、ももの側面を伸ばすのはもちろん大事です。
それと並行して、大腿筋膜張筋の筋腹を直接ほぐすことで症状がより早く改善されます。
その方法は、テニスボールを使いほぐすやりかたで、
① 痛みの出ている足を下にし横向きになります。
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② 床と大腿筋膜張筋の筋腹(腰骨と大腿骨の間)へテニスボールを挟みます。
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③ ②の状態で前後左右へテニスボールを動かすことで筋肉が刺激されほぐれてきます。
回数は特に決まりはありませんが前後左右合わせて30回程度を目安に調節してください。
押すと痛みが強く出現する場所なので体重を乗せすぎないように行ってください。
また、最初は揉み返しなども起こることも考えられるので少ない回数で行っていただくと
より安全です。
慣れてきたら、次の日の足の状態を確認し徐々に回数を調節してください。
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院長 石榑寛和
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