足関節後方インピンジメント症候群

こんにちは。

岐阜市を中心に訪問・出張マッサージ・リハビリ・はり・きゅう治療をしています。

いしぐれ治療院の石榑です.

本日もブログへの訪問ありがとうございます

本日は、「足関節後方インピンジメント症候群」についてご紹介していきます。

【症状】

サッカーでインステップキックやシュートをしたとき、クラッシックバレエで

pointe姿勢を取ったときなど、スポーツ中に足関節を強く底屈させたときに

足関節後方に痛みを生じることが特徴です。スポーツ活動により徐々に痛みが

強くなる場合が比較的多いのですが、捻挫などの外相がきっかけとなって

発症することもあります。

【病態】

スポーツ中に足関節を強く底屈させたときに、足関節後方で骨どうし(距骨や踵骨

など)が衝突したり滑膜などの軟部組織が挟み込まれたりする(インピンジ)ために

痛みが生じると考えられています。

足関節後方に余剰骨(三角骨)がある場合、距骨後突起の骨折や疲労骨折の

場合もあります。

【診断】

・底屈テスト  : 足関節を強制的に底屈させると症状が誘発されます。

・X線検査   : 単純X線撮影を行い足関節後方の骨の状態や余剰骨の有無
          を検査します。

・その他の検査 : CT(3Dを含む)やMRI検査を行うこともあります。

【処置】

・保存的療法  : スポーツの休止、消炎鎮痛薬の投与、疼痛部位への局所麻酔
          過度の底屈を防ぐためのテーピングやサポーターの使用

・手術     : 保存的療法では痛みが取れない場合、手術を行い痛み               の原因となる骨や軟部組織を取り除きます。

・スポーツ復帰 : 痛みが軽減したら足関節の可動域訓練、足関節周辺の筋力強化、
          バランス能力向上等の訓練を行い、スポーツ復帰を目指します。

 

日々の練習やセルフケア、メンテナンスを行うことで、ケガになりにくい

身体作りが大切になってきます。

ご相談やご質問はメールでも行っていますのでお気軽にお問合せ下さいね(^^

本日もブログへの訪問ありがとうございました

参考文献
・全部見えるスーパービジュアル整形外科疾患 [監修:高井信朗、発行所:成美堂出版、発行者:深見公子]
・スポーツ東洋療法ハンドブック [監修:福林徹、編集:(株)東洋療法学校協会スポーツ東洋療法研究委員会
                 発行者:戸部慎一郎、発行所:医道の日本社]

〒500-8364
岐阜県岐阜市本荘中ノ町9-68
いしぐれ治療院
院長 石榑寛和
TEL:080-6909-9954
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