こんばんは。
岐阜市を中心に訪問・出張マッサージ・リハビリ・はり・きゅう治療をしています。
いしぐれ治療院の石榑です.
本日もブログへの訪問ありがとうございます
前回から引き続き、股関節周囲の障害についてご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、「大腿骨頭すべり症」
についてご紹介していきます。
あまり聞きなれない障害になりますが、
思春期に大腿骨頭の骨端線がずれる障害になります。
では、下記に詳しく書いていきます。
【原因】
・原因は不明であるが、10〜16歳の肥満の男児に多く、両側性であることから
成長ホルモン、性ホルモンなどのホルモン関与あると考えられている。
【病態】
・外傷などをきっかけに急激にずれが進行する急性型と、徐々にずれが進行する慢性型があり、
慢性型が7〜8割りを占める。慢性型の経過を辿っていたものが急に進行することもある。
【症状】
・急性型は外傷をきっかけに強い股関節痛が生じ、歩行困難になることも多い。
・慢性型では股関節痛は強くないことが多い。運動時に強まり安静にすると治る。
徐々に跛行が生じる。跛行、膝痛、下肢痛などが主訴になることもあり、早期発見、診断が難しい。
【検査】
・X線
・高度のすべりでは股関節を曲げる時に開排する。
【処置】
・症状に合わせて整復(徒手整復)と固定、矯正手術などが行われる。
【予後】
・早期発見、早期治療が重要。放置するとすべりが大きくなり骨頭壊死に進展したり、
将来、変形性股関節症などの股関節の障害の原因となることもある。
股間捨の痛みと言っても原因は様々です。
早めの受診を心がけるようにしましょう!!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
日々の練習やセルフケア、メンテナンスを行うことで、ケガになりにくい
身体作りが大切になってきます。
ご相談やご質問はメールでも行っていますのでお気軽にお問合せ下さいね(^^
本日もブログへの訪問ありがとうございました
参考文献
・全部見えるスーパービジュアル整形外科疾患 [監修:高井信朗、発行所:成美堂出版、発行者:深見公子]
・スポーツ東洋療法ハンドブック [監修:福林徹、編集:(株)東洋療法学校協会スポーツ東洋療法研究委員会
発行者:戸部慎一郎、発行所:医道の日本社]
〒500-8364
岐阜県岐阜市本荘中ノ町9-68
いしぐれ治療院
院長 石榑寛和
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